夏至の初候、乃東枯 (なつかれくさかるる)。夏枯草ってのはウツボグサという薬草。山の暮らしのときには見かけたけど島には無い。宅の庭に今咲くハーブはシソ科のモナルダ。和名の松明花のごとく、紫の炎を庭のあちこちに灯してます。

バイオトープにはヤブカンゾウが花を咲かせる。こちらも薬草にもなり、花も蕾も食用。特に蕾は中華食材では干したもので使われる。冬至の初候「乃東生 (なつかれくさしょうず)」と対になっているのだけど、新芽の頃がちょうどその時期。新芽は甘くてとても美味しいのです。来年はちょっと意識してみましょう。

色の違いはアレど、どちらの花も「萌えて」炎のようですね。来年の夏至はバイオトープと内庭に紫とオレンジの炎の共演となるようにデザインしてみようかな。
今候のできごと
- 山なみ芸術祭参加アーティストの富松さん、ご来島。
- 今シーズンお初のあわろは食堂
- ウンベラータの曲げ細工




